桜 Makoto Kawashima2018年4月2日読了時間: 1分死んでしまうことばかり 死んでしまうよとおもうばかり 死んでしまうような気がします 死んでしまうよと言いました 死んでしまうかもしれないな 僕には罪があり 永遠に似た孤独がある 僕には明日があり 情けをかけたい人がある 僕には夜がすぐそばにあり そこでは命は暖かい なにが美しいことなのだろう 桜は泣きながら散っている なにが美しいというのか 巨大な宇宙は ぼくらを見下ろして ああ なんて美しいのだろうと 泣いている
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